多重債務者

わたしが違和感を覚えることの一つに、
多重債務者に対する
「救済策」
に関してです。

わたしも元・多重債務者なのですが、
少なくともわたし自身は、
「被害者」だとは思っていません。

というか、自業自得としか
思っていませんｗ

まあ私の場合は、生活費のため
とかではなく夜のキャバクラ遊びが
原因ですから100％間違いないですｗ

で、例えば、こういう団体があります。

「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」
http://www.cre-sara.gr.jp/

こういった団体が、多重債務者減少へ向けて
非常に有益な行動をしてくれている
とは思います。

借金返済、債務整理へ向けて、
そもそもの「知識」を身につけることや
無料で相談会などのアドバイスを設けてくれることは、
とてもありがたいことではあります。

でも、わたし個人的には、
どうしても違和感を感じてしまう。

それは、タイトルからして既に、
クレジットや消費者金融（サラ金）で
借金を重ねて、多重債務もしくは
多重債務予備軍に陥っている人たちを
「被害者」
とレッテル貼りしてしまっていること。

私のように自業自得なケースも
少なくないのでは？
と思っています。

多重債務者といっても、約230万人いる
といわれている現状の中で、
おそらく8割方はまじめに借金を返済して、
なんとか借金完済を実現したいと
考えているのではないでしょうか。

本当に被害者意識を持っている人は
果たしてどれほどいるの？

多重債務者も、自身が悪いのではなく
「被害者なんだ」
と、勘違いを起こしてしまうのではないか？

という不安があります。

被害者として扱われて
「救済」
されるのではなく、
多重債務に陥っている現状を
しっかりと分析した上で、

原因と対策をしっかり教育していく
という啓蒙活動も
必要なのではないでしょうか。

だって、いまは簡単にクレジットや
消費者金融（サラ金）で
借金できてしまうわけですから。

利用が増えている
「リボ払い」
も完全に借金ですしね。

「もと多重債務者が偉そうに言うな！」

「だったらお前が啓蒙活動してみろ！」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

であれば、はい！
気が向いたらそうします(笑)

自分が借金300万円オーバーの状態から
債務整理をして借金を完済した
という経験は、少なくとも借金を
いたことがない人よりは説得力は
あるはずと考えていて。

借金ブログを運営しているのも、
いま借金返済で悩んでいる人向けに、
「債務整理後に無事に返済終わったよ」
ということをお伝えできれば
というのはあります。

↑伊香保ですｗ

クレサラ被害ではなく、
「クレサラ自滅者を再教育し、
借金体質から卒業させる会」
みたいな団体があったらすぐに
相談したい気持ちです(笑)

まあ、それはともかくとして、
結局借金問題って問題としては
シンプルですし、債務整理という
救済策もちゃんとあります。

だからこそ？
悩んでないで即行動。

うじうじ悩んでいるこうしている間にも、
利息はしっかり、ちゃっかり
増えていきますから。